12月 15 2013
「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#11 「胸熱のファルセット美学」
年間ベスト発表の季節になったけど、毎週恒例、NHK Eテレの亀田音楽専門学校ケーススタディ第11回目です。いよいよあと2回で終わりなのでこちらも変わらずおつきあいくださいね。
さて、これまでの回のケーススタディはこちらから。
- 「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#01 「おもてなしのイントロ術」
- 「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#02 「アゲアゲの転調学」
- 「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#03 「無敵のヨナ抜き音階」
- 「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#04「大人のコード学」
- 「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#05「七変化のテンポ学」
- 「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#06 「韻をふんだっていいんじゃない」
- 「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#07 「ツンデレのシカケ術」
- 「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#08 「フライング・ゲットのメロディー学」
- 「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#09 「ダメ押しのメロディー学」
- 「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#10 「玉手箱のマイナー術」
さて第11回「胸熱のファルセット美学」。今回からは最後の講師、森山直太朗さん。例により前半は講義内容を要約して、後半はその内容に従ってケーススタディということでその手法が実際に使われている曲を解説するという形で。
●講義の要約
ファルセットとは
まずは実例を聴いてみようということで、森山直太朗先生の「さくら(独唱)」、一青窈「もらい泣き」、平井堅「瞳をとじて」、EXILE「I Wish For You」、絢香「三日月」とファルセットを使用している楽曲が流れる。ここから共通する物を見出そう、というわけだ。
ファルセットとは、地声の下地になる息の成分の声。つまり「息声」。音が高くなると地声とファルセットが切り替わってくる(半分息だけみたいな声になってくる)。一般的には裏声とも言われている。試しに童謡「さっちゃん」の音を高くしてファルセットを導入してみる。そうするとやさしく、柔らかい感じになってくる。これがファルセットの数ある効果。自分の音域ではさせないところで地声からファルセットに抜けることで曲の印象が変わるわけだ。
ファルセットとハイトーンは違う
クリスタルキング「大都会」が流れる。この曲の高音部分はファルセットではなく地声。地声の高い声をハイトーンと呼び、圧倒的な馬力があるのが特徴。試しに「大都会」をファルセットにしてみると全く印象が変わる(なんとなく儚さが加わる)。因みにファルセットは地声より息を使う量が多いので長く歌うと大変(「大都会」はほぼ全部ハイトーンなので、ファルセットで歌うと超苦しい)。
森山直太朗の選ぶファルセットの名曲
- 岡村靖幸「イケナイコトカイ」
ファルセットを駆使して男の色気を出している曲。男の裏声はあまり聴く機会がないだけに、意外な一面を見せられる。 - 小坂明子「あなた」
曲の持つ切なさや儚さと歌声がマッチしている。「あなた」連呼で長くファルセットを歌うことで苦しさに追い込むことで集中力が増し曲の純度が上がる。 - 藤井フミヤ「TRUE LOVE」
「君だけを傷つけて」の最後の音だけ。でも最後のサビではファルセットではなく地声で歌う。その切り替えで曲のストーリーにメリハリを付けている。
胸熱テクニック
- Mr.Children「and I love you」
「I love you」をファルセットで歌う。ファルセットの部分の色が変わる。強調したい歌詞が飛び込んでくる。さらに、音程の高低差を凄く付けることでメッセージ性を増すことが出来る。 - 美空ひばり「みだれ髪」
サビの締めの「しおやのみさき」の部分は全てファルセット。横隔膜が泣いている。歌そのものが泣いている印象。 - チューリップ「青春の影」
財津和夫さんは元々地声が高いので、地声とファルセットの中間のファルセットーネといえるような感じ。この曲の歌詞はファルセットにしないと本当に苦しいように聞こえる。歌がやわらかく淡くなる。
結論
ファルセットは歌い手の感情を強調する。歌詞・メロディー・歌の色彩を豊かにするテクニック。これを聴いて僕らは胸熱になるけれども、使い所も大事だね!
●ケーススタディ
さて、おなじみケーススタディ。ファルセットになった部分を太字にしてみたよ。ファルセットか地声かの判別は完全に感性でやってるので微妙なところがあるけどだいたい合ってるはず。既に出てきてそうな人がいるけど別名義だからね!
Polaris「光る音」
去年6年ぶりに活動を再開したPolarisの、活動再開シングルがこれ。サビの最後のところの「命の燃える音を聞いていた」のところがファルセット。サウンド自体が凄くこもった感じあるのでその中で浮遊感を強調しているようなところがあるかな。いずれにせよPolarisの歌全般に言えるところとしてサビでオオヤさんの歌声がファルセットに抜けるところが多くて、それが織り成す独特の浮遊感みたいな物が彼らの魅力といっていいんじゃないかなと思う。
今年ミニアルバムも発売し本格的に活動再開した彼等。しかしながら僕この曲大好きなんだよね。リリース記念ライブ行ったけど超よかったです。
原田郁子「なみだ と ほほえむ」
クラムボンの原田郁子さんのソロワークスの代表的な曲の一つ。この曲は平唄のトーンが低いこととサビでの高音の多用が一つの特徴で、「ああああ きみが ほほえむ」と、ひたすら泣いているという歌詞の中で「ほほえむ」という逆の内容にフォーカスさせる効果を狙ってる、極めて効果的なファルセットの使い方をしている曲と言えるだろう。
この曲には実は色々なバージョンがあって、オリジナルはソロアルバム「ピアノ」に所収。それからクラムボンでも「Re-なみだ と ほほえむ」として音源化済(去年のよみうりランドでもやった)。しかし一番素晴らしいのは間違いなくこの動画のFISHMANS+でのスタジオライブバージョン。一昨年の5月2日に予定されていたフィッシュマンズの久しぶりのライブのプレ企画+DOMMUNEの東日本大震災復興支援企画として行われた時の物。期間限定配信してたけどもう終わってしまったのである意味幻の音源。Ustream観ながら超盛り上がった記憶。
andymori「1984」
http://www.youtube.com/watch?v=Xl79-BPr0pE
今年解散を発表しながらもボーカル小山田壮平の飛び降り事故により解散ライブが延期になり解散自体も棚上げになったandymoriの2ndアルバム「ファンファーレと熱狂」より。歌詞にアルバムタイトルが入っているので実質的な表題曲かな。サビを殆どファルセットで歌っている曲。なのでなんとなくそこで歌われる「ファンファーレと熱狂 赤い太陽 5時のサイレン 6時の一番星」という風景を淡く幻想的な物として感じることが出来るような印象。んでもって曲の最後では地声で歌ってるわけ。通称「TRUE LOVEメソッド」。笑
andymoriに関しては色々な人が色々思っていると思うんだけど、僕は後藤君がドラマーでいたときの、この「1984」を所収した「ファンファーレと熱狂」が彼らの最高到達点だと思っています。
the chef cooks me「適当な闇」
今年3年ぶりのアルバムをリリースしたthe chef cooks meのそのアルバムのリードトラック。最初のサビの「適当な 闇の中」「生と死と 歓喜 嘆き」という感じで曲のタイトル、それからフォーカスしたいと思われる部分にフォーカスを当てさせるようなファルセットの使い方その2。特に後者はシビアなタンゴが出てくる中で表現をちょっとやわらかくする効果とかありそう。
まあこの曲聴きながらリディムっぽいなあと思っていたんだけど、そのリディムのKeishi Tanakaさんもファルセットが得意なボーカリストだったよね、と思ったり。
ファルセットって、ほんとたくさん使われてるよね。しかも使い方は多様だ。
さて、次週はいよいよ最終回。森山直太朗さんと「惹起は強気」。いよいよあと1回!!
12月 20 2013
2013年マイベストディスクトップ20 5位〜1位
というわけでここまでやってまいりました。
いよいよ2013年マイベストディスク、ベスト5の発表です。厳選に厳選を重ねたとか言っときながらなんだけど、正直に言うと5枚自体はすんなり決まりました。そしてトップ3も簡単に決まりました。ただ、4位と5位、トップ3の3枚はそれぞれ僅差だったのでその中での順位付けについては結構迷いました。
因みにここまでの結果はこちら。
2013年マイベストソングトップ10
2013年マイベストディスク20位〜11位
2013年マイベストディスク10位〜6位
それではトップ5の発表、行ってみよう!
5位:Perfume「LEVEL3」
超均整の取れたダンスアルバム。リミックスされたシングル曲の出来が恐ろしく良い。思いっきりEDMに振ってきてて本当にPerfumeは世界目指してるんだなあと思った。楽曲自体は前作「JPN」の方が好きだけどアルバムとしての統一感、完成度ははるかにこちらの方が上。
その上で、「未来のミュージアム」が箸休め的にそのままのバージョンで配置されてるのが、緊張感を和らげる効果を出していて良い。この曲あんまり人気無いけど僕は好きだよ。
そんなこんなで東京ドーム公演がもう来週。海外公演からRIJFの大トリでの熱いMC、そしてこのアルバムと続いた2013年のPerfumeの総決算。楽しみに待っております。
4位:スピッツ「小さな生き物」
スピッツのアルバムをちゃんと聴くのは初めてだ。シングル曲は「魔法のコトバ」あたり以来かな。つまるところ結構ブランクありだ。しかし今回のアルバムをちゃんと聴いて思ったのはリズム隊のアイディアの豊富さとメロディ・アレンジのみずみずしさと胸を締め付けられる感じ。特に6曲目の先行シングル「さらさら」から9曲目「エンドロールには早すぎる」あたりの楽曲群はドラムとベースの自由闊達さが驚き。今年結成25年だけど惰性のようなものを全く感じない。
ちなみにデラックスエディションに入っている撮り下ろしライブ映像も抜群にいいので、出来ればそっちを買った方が良い。まあもちろんYouTubeには上がってなんかいないんだけど、ちょい出しはあっても良いかもなとか思ったりした。
3位:the chef cooks me「回転体」
このアルバムは買ってからとにかくずっと聴き続けてたしふとした時に聴きたくなる。去年のceroの「My Lost City」のようにこれまでの様々なポップスを並列に流してる感じが聴いていて心地いい。さらにそこに彼らの原点にあったロックミュージックの意匠が加わって「song of sick」みたいな彼らならではのグッドミュージックが奏でられるわけで、彼等にしか出せない音となっている(下の動画は2年前ので、ここから物凄くアップデートが加えられてクオリティが上がっている)。
だからこそMUSICAで有泉さんが「ceroと並ぶポップスの更新」と言ったのは全く正しいと思う。リード曲「適当な闇」にはそれが詰まっているし、冒頭曲「流転する世界」は□□□を参照しながらポールマッカートニーがやるような全フレーズのメロディが違う曲構成を目指すという意欲的な曲で、最終曲「まちに」でのハーモニーはまるでceroのようだ。ってな話を発売してしばらく聴き込んでから書いたね。
ブログでも触れたとおり彼等は過去のポップスをかなり自覚的に取り入れてて、代官山蔦谷書店でインストアライブしたときにも「ここには色々マニアックな古いCDなんかもあって、ここで借りたたくさんのCDが回転体の中に生きています」みたいなことをシモリョーさんが言ってた。凄く長い時間をかけて吸収した物をアウトプットして作られたまさに「回転体(レコード・CD)の集合体」なんじゃないかな。
2位:lyrical school「date course」
今年聴いたアルバムの中で最も「一つの作品」としての完成度が高いのはこのアルバム。とはいうんだけどまず女の子達のラップが最高にかわいい。メンバーチェンジの結果歌声がかなりかわいい方向に振れてきてて楽曲コンセプトと合ってきているように思う。旧メンバーは歌上手い子達だったんだけど、新メンバーたちの声もグループコンセプトに合ってていいよ!
このアルバムのどこが完成度高いかは既に書いてる通りで、徹底的に「date course」というタイトルと「女の子のひと夏の恋」というワードに忠実に楽曲群の並びやインタールード、ジャケット(江口寿史さん作!男がいけすかない感じなのが凄く良い)を作り込んで隙の無いコンセプトアルバムにしていること。前半ももちろん良いんだけど、完全新曲の後半(「turn(アナログだとディスク反転!)」後)のメロウパートはめちゃめちゃグッとくる。「でも」のイントロは凄くひんやりくるし、「P.S.」のファストラップからは明らかな暗さと吹きすさぶ冷たい風を感じるし、「ひとりぼっちのラビリンス」のコーラスの哀愁はアイドルの楽曲を今年たくさん聴いたけど他にはなかったもののように思う。
まあそこから「おいでよ」「MYかわいい日常たち」で日常に回帰していき、ストーリーが上手くまとまるわけ。しかもここに導くインタールード「taxi」と上の「ひとりぼっちのラビリンス」のMVもリンクしてるという徹底ぶり。
因みにこれだけは言っておきたいのだけど、lyrical schoolは、一見すると普通の女の子達が、ステージでマイクを握ってラップして歌って踊るとものすごくキラキラ輝き出すという、「アイドルパフォーマンスという魔法」の体現だと思う。彼女達の衣装が普段着に限りなく近いから、というのもあるとは思うけど、どちらかというと身近な女の子がアイドルになるというコンセプトがあったAKB48の結成以降、それを最も忠実に体現してる現代的なアイドルグループなんじゃないかな。それくらい彼女達のステージングはハツラツとしてて、みずみずしくて、かわいいが詰まっている!!
インストアは結構行けてるんだけど、ライブハウスとかはなんか都合が合わなくて行けてないので来年の早々には行きたいです。
1位:tofubeats「lost decade」
正直に言うならば、アルバムとしての完成度は2位のリリスクの方が上。しかし、2013年のマイベストディスクは何か、というときに、自分の音楽観に影響を及ぼしたとかそういう要素って(この歳になっても)やっぱり外せなくて、そう考えると僕はこのアルバムを抜きには2013年を語れない。だからマイベストディスク1位はこれ。tofubeatsの「lost decade」。このアルバム(と去年のcero)で相当自分の音楽嗜好はアップデートされた感ある。そもそもこのアルバム聴かなかったらリリスク聴いてないし。
まあ既に話したとおり元々は今年の初めに水星ちょっと聴いたくらいで全然キャッチアップできてなかったんだけど。
多分クラブ系とかヒップホップとかバリバリのアルバムになるのかなあとか思っていたところにイントロダクション終わって実質的な最初の曲である「SO WHAT!?」が流れてきたときの衝撃はすごかった。あまりにもイントロがどストレートの超J-POPでドリカムの「決戦は金曜日」かと思った(その後本人から森高千里の「私がオバさんになっても」のオマージュであるというネタバレがあったけどw)。
80年代後半~90年代前半的なJ-POPと21世紀的なダンストラックの融合が超面白いパーティーチューン。そこからはヒップホップやミニマルダンスや美メロハウスやらが縦横無尽に駆け巡る超自由なアルバム。中盤のアグレッシブなナンバーが続く所での「m3nt1on2u」のトリップ感は凄まじいし、
最後の方に至りついにお出ましな「水星」からの、南波志帆をフィーチャーした実質的なグランドフィナーレ「LOST DECADE」に至る流れには本当に大団円、という感じがある。(まあおまけはあるけど)
統一性はそんなにないけど、2013年の音楽がふんだんに詰まってるし、その源流となってきた過去の様々な音楽のエッセンスが感じられる(僕が小学生くらいの時期すらもう過去なんだよねってのが感慨深い所だけど)。譜面を読めない彼はブックオフやTSUTAYAで借りてきたCDを聴き込んでサンプリングすることで曲を作り、徐々にその因数分解を細かくしていって組み合わせてこの作品を作った。ここにはすごく沢山の音楽と、その聴く喜びが詰まっている。去年今年あたりで「多幸感」という言葉が音楽の感想にものすごくたくさん使われるようになったけど、その代表選手がこれだと思う。
僕にとっての2013年はこれでした。ほんとtofubeatsの1年と言ってもいいくらいだった。
というわけで、長々とやってきたマイベストディスクの発表が終わりました。おつきあいありがとうございました。とりあえずトップ20を改めて並べてみましょう。
1位:tofubeats:「lost decade」
2位:lyrical school「date course」
3位:the chef cooks me「回転体」
4位:スピッツ「小さな生き物」
5位:Perfume「LEVEL3」
6位:のあのわ「Cry Like a Monster」
7位:Negicco「Melody Palette」
8位:Homecomings「Homecoming with me?」
9位:森は生きている「森は生きている」
10位:パスピエ「演出家出演」
11位:住所不定無職「GOLD FUTURE BASIC,」
12位:きゃりーぱみゅぱみゅ「なんだこれくしょん」
13位:私立恵比寿中学「中人」
14位:Shiggy Jr.「Shiggy Jr. is not a child」
15位:NONA REEVES「POP STATION」
16位:ももいろクローバーZ「5TH DEMENSION」
17位:サカナクション「sakanaction」
18位:OK?NO!「Party!!!」
19位:高橋幸宏「LIFE ANEW」
20位:UNISON SQUARE GARDEN「CIDER ROAD」
うーん、ベストソングの時にも言ったけどやっぱアレンジ重視だなあ。次がメロディか。去年あたりから「ロックからポップへ」みたいなことを薄々感じていたのだけど今回の並びみるとすごく鮮明だね。決してバンドが少ないというわけではないんだけど。
今年のマイベストを選出して感じた、2013年の自分の音楽体験の根底にある共通テーマは「今と昔の交錯(タイムレス)」と「インターネット」。特にアルバムの1位6位11位という区切りの位置の順位に配した作品に偶然にも前者が色濃く出ていて、インターネットとデジタルオーディオプレイヤーの普及によってたくさんの音楽をアクセスしやすい状態にしておくことができるようになったことで豊富なバックグラウンドを持つ若いミュージシャンが出てくる機会が生まれた(もしくは既存のミュージシャンにもブースターとして働いている)んだなと実感した。それにSoundCloudやBandCampなんかもよく使った。tofubeatsなんかは前者と後者両方の要素がふんだんに満ちてたね。
いやあ今年は趣味としての音楽ライフ超充実してた。ごく身近には共有できる人が少なかった気がしなくもないけど。でもおかげさまでこのブログやTwitterきっかけで色々な人と音楽の話できて楽しかったから良いし、来年以降も楽しみです。来年もよろしくお願いします。
By たにみやん • Music, 年間ベスト • • Tags: lyrical school, Perfume, the chef cooks me, tofubeats, スピッツ