8月 20 2012
RISING SUN ROCK FESTIVALに行ってきた話 Day-2 8/11
さてライジングサン日記、2日目。
前日深夜までいたのと今日ははるかに長いのと10時にコンビニ行ってとある一般販売のチケットを確保したりした関係で遅めの会場入り。SUN STAGE前に来たらプリンセス・プリンセスがもう最後の曲に入ってたくらい。まあとりあえずをれを横目で見ながら物販で買い物したりミュージシャン缶バッヂをガチャガチャで回したりとか適当に遊んで反対側のBOHEMIAN GARDENへ移動。ご飯食べつつ本日最初のアクト。
#08 青葉市子@BOHEMIAN GARDEN
完全に前情報無しで、とりあえず声がきれいらしいという情報だけで見た。アコギ一本だけの弾き語り。確かに凄く歌声がきれいだった。もう少し色々聴いてみたいな、と思わせた。とにかく会場がカンカン照りで暑かった中で、清涼剤となったアクトだったなあ、と。
そしてちょっと時間が空いたのでだらだらして、ちょこっとLITEを聞いてから、次のアクト。
#09 bonobos@RED STAR FIELD
そういえばbonobosをフェスで見るのは初めて。まあワンマンで見たの自体今年の4月1回きりだったんだけど。曲は去年末に出たアルバム「ULTRA」の曲が中心。というか7曲中4曲そうだったな。リレーから始まり、「Wonderland」「あなたは太陽」「Go Symphony!」等を経て締めは「THANK YOU FOR THE MUSIC」。夕方にビールを飲みながらbonobos。なんて幸せなんだろう。しかしあえていうと、12分もある「あなたは太陽」、すごく良い曲ではあるんだけどあまりに大作過ぎてフェスにはあんまり向いてないんじゃないかな、とかちょっと要らぬ心配をしてしまった。
#10 SCOOBIE DO@RED STAR FIELD
スクービー兄さんをフルセットのバンドスタイルできっちり(とはいっても次のアクトとの兼ね合いで前半部分だけだけど)見たのは初めて。今年のARABAKIでは1曲だけだったしね。今回ほどは4曲ほど聴けた。「太陽と女の子」はかつてアコースティックで見たことがあるけどやっぱりバンドセットだと全然違う。「SPARKLE」も乗れる感じで良かった。CDも何枚か持っているけど、圧倒的にライブの方が良いな。ほんとそう思うくらいライブ良かった。そして怒髪天のカバーで「労働CALLING」。これがまたファンク色を高める感じですごく良かった。
全部聴きたかったんだけど、次のアクトはどうしても外せなかったので移動。
#11フィッシュマンズ@RAINBOW Shangri-la
僕的には今回のライジングサンのメインアクト。それがフィッシュマンズ。このライジングサンへの出演自体が7年ぶり2回目という話で。20分前くらいに行ったら会場既に一杯になりかけててね。サウンドチェックがてら「I DUB FISH」と「土曜日の夜」を歌をいくつか減らした上で披露。一応サウンドチェックだからかなw
さてセットリスト。
1.SEASON
2.気分
3.WALKIN’ IN THE RHYTHM
4.頼りない天使
5.感謝(驚)
6.WEATHER REPORT
7.新しい人
1曲目SEASONはもはや鉄板だよなあ。+でのライブは野音以外全部SEASON始まり。きっと9月もそうなんだろうな。そこからの「気分」!この曲は今までライブで聴いたことなかったから、イントロでのパッパッパーってコーラスが聞こえたときには「え?マジでこれやるの!?」 と歓喜したもんだ。この曲はその日のセットリストの雰囲気を象徴していて、全体的にシリアス感・深海感が強調されていたな、と思う。次の「WALKIN’ IN THE RHYTHM」はなんとリードボーカルが郁子さん。てっきり欣ちゃんがやるものと思ったんだけど。悪くは無かったしかわいい感じで新鮮だったけど、曲とのマッチ具合でいうと今までのボーカルには一段…うーむ。んで次は引き続き郁子さんボーカルの頼りない天使。4月のE×Hで聴いたけど、こっちはホント郁子さんバージョンが神過ぎる。歌声にうっとりする瞬間。感謝(驚)。テンポ良く、乗れる感じの曲で一気にテンションを上げてくれる。んでMCを挟んでWEATHER REPORT。この曲原曲より長くなってて11分を超えるくらいあるんだけど、いつも不思議と長く感じないんだよなあ。そしてその次もこれまためちゃめちゃ長い「新しい人」。この曲を最後に持ってくる辺り面白いセットリストだよなあと改めて思うんだけど、とにかく没入感が凄まじくて、曲世界が強烈に提示されてたな、と思う。
去年の私的No.1ライブだった野音、今年の私的暫定No.1のE×Hライブと比べるとそこには及ばないって感じかなとは思ったけど、やっぱり期待していた以上のライブアクトだったなあ、と。ホント今年のライジングサンで彼らを見られて良かった。次の9月の新木場が楽しみでしょうがない(この日の10時に取った一般販売のチケットは、これ)!
そしてスペアザを1曲だけ聴いたあとは、So many tearsのメンバーがタワレコブースに来るというのでSUN STAGE前のタワレコブースに。そしてしばらくは殿ステージもライブがないというのでのんびりして、レジャーシートを買ってRED STARの辺りにベースキャンプ作成。とりあえず当分ここで見るよ、と。まずはこのバンドから。
#12 the day@RED STAR FIELD
仲井戸麗市・中村達也・蔦谷好位置・kenken。もうメンバー見ただけでこれやばそうじゃない?って思っちゃう。蔦谷さん大好きなので大興奮。このために作られた特別なバンド。チャボさん「あー、新人バンドのくせに俺たち口調が生意気だなあ。どうもthe dayといいます〜。一生懸命弾きます〜。」みたいな。笑。しかしこの人達なんてかっこいいんだろう。そしてゲストの武田真治のサックスもこれがまた痺れるし、さらにはSuperflyが出てきて「スローバラード」歌うしね。フェスならではの夢の競演。ああ、ここだけで終わらせて欲しくはないな。ホントかっこいい、大人のロックを見せてもらった気分。
その後はBRAHMAN見ようかなとも思ってたんだけど、ベースキャンプ作ったしこっちの方がこれからなかなか見られなさそうだねって思って引き続きRED STARに常駐。
#13 ROVO@RED STAR FIELD
勝井さんのいるROVO。この前野音ライブのフリー音源DLをゲットしてそれ聴いてたんだけど、構成とかは全然知らなかったわけ。ツインドラムだということも。まあそれが気にならないくらい初っ端から圧倒されたね。最初の曲はフリー音源でもあった「Eclipse」からスタート。大音響と緻密なテクニックと即興の入り交じる重厚な音空間にみるみるうちに飲まれていく。ディープ。すごくディープ。いや恐ろしいよ。ちょうど冷え込みが結構来ていたのもあってどんどん前に行ってガンガン踊ってみたり。めちゃめちゃ良かったね。レベル高い。かっこよかった。
そして日付変わってそのままRED STARで次のバンド。スープ的なモノ飲んで暖まったりとかしたりね。
#14 LOSALIOS@RED STAR FIELD
LOSALIOSはスカパラの加藤さんがいるバンドだってことくらいしか知らなくて開始寸前にWikipedia見てびっくり。中村達也バンドでTOKIEさん出るのか。そしたら曲は超ゴリゴリのおどろおどろしい感じ。重厚。ちょっとEORともにてる。ああ、これが中村達也サウンドなのかとちょこっと納得したり。そして今回はギターに髭とかのアイゴンさんも参加。 ROVOとは別の意味で没入感があったね。とにかく世界観が確立している(LOSALIOSという名前の通りである)し、VJも後に出てくるし、とにかく強烈な曲世界。そしてなによりもTOKIEさんの佇まいがむちゃくちゃかっこいい。元々女性ベーシストとして日本有数の実力者であることは知ってたんだけどさ。もうなんというかゴリゴリ。グリグリ。とにかくえぐりまくりで強烈に響いてくるベース。存在感が桁違いだった。いや全員凄いというかとにかく凄かった。深夜のこの時間帯に思いっきり目が醒めたよ。
そんなわけでかっこいいロックを3連発で見た後は最後の夜食を食べて体暖めてPLYSICS・/・は半分くらいしか見ずしかもほとんど寝て、最後のアクトへ。
#15 エレファントカシマシ@SUN STAGE
今年の大トリはエレカシ。初っ端から「今宵の月のように」でフロアにご挨拶。そこから定番曲を連発する堅いライブ。そうこうしているうちに、日が昇ってきた。
ここで男宮本、叫ぶ、叫ぶ。「レディース!!!」「レディース!!!!!!」
「レディース・アンド・ジェントルメーン!グッドモーニーング!!!」
とりあえずよくわかんないけど熱意は伝わりました。おはようございますwww
そこからは新曲を歌ったり(「すげえ心込めてマジメに作ったから聴いてくれよw」とかいいつつ)、ガストロンジャーで石ちゃんをぼこぼこにしたり(ベースも奪取してた。弾きならしてたけど普通に上手かったww)。いつもより2割くらいくどさと濃さを増したエレカシのライブでした。
しかしながら始まるときにはもう空が白み始めてどんどん明るくなってさ、朝焼けに 至るわけだからステキだよね。その様はなんとも感動的だった。凄くて長くて特にRED STAR常駐期は辛かったけど、それが全て最後のライブで吹き飛んじゃった。
やっぱり2日目はフィッシュマンズが最高だったけど、通しだと上原さん。でも基本的に見たライブほとんど全部良かったし、ご飯もビールも(!)おいしかったし、本当に今まで行ったフェスの中で最高級に良かったのがライジングサン。来年も行きたい。行けるといいな。ライジングサンありがとう!
10月 20 2013
「亀田音楽専門学校」のケーススタディをしてみよう〜#03「無敵のヨナ抜き音階」
なんとかがんばっております、NHKEテレの亀田音楽専門学校、第3回ケーススタディ。前回の転調に続き音感のない僕にはケーススタディがとても大変だけど(ならなぜ始めたのかと言われそうだ)、実際のところなんだかんだで楽しんでるし勉強になっているのでよしとしましょう。因みにこれまでのはこちらから。
さて、今回のテーマは「無敵のヨナ抜き音階」ということで、とても日本独特っぽい雰囲気のタイトル。例により前半で講義内容を要約して後半でその講義内容に合った実例を提示するという構成。今回からゲスト講師は秦基博さん。
●講義内容の要約
ヨナ抜き音階とはなにか?
ここで「上を向いて歩こう」「夏祭り」「つけまつける」の3曲が流れる。ヨナ抜き音階は、和風でノスタルジックを雰囲気を与えてくれるという。
ここで亀田校長より解説。
ドレミファソラシドは明治になって輸入されてきた音階で、入ってきたときに日本人は呼びやすいように「ひふみよ(1・2・3・4ね)」を当ててたわけ。そうすると、ヨナ抜きというのが何を指すかがわかってくる。
ドレミファソラシド → ヒフミヨイムナヒ → ヨナ抜き音階=ファとシを抜く音階
ex.北酒場のはこだて〜♪の音階(今後番組内で幾度にも渡って使用される)
ドレミファソラシドは7音階だけど日本には昔からおおむね5音階くらいしかなかったので、この音の流れは日本人には難しいということになった。そこでなるべく唱歌などを作曲するときは日本の伝統的音楽の流れにできるだけ近づけるべくヨナ抜きにするとこを政府が推奨した(例:桃太郎とか)。それが音階のスタンダードとして浸透するに至った、とのこと。
ヨナ抜き音階は歌いやすい。それを実体験で理解するべくサンプルメロディーとして校歌を作ってみることに。最初はヨナ抜きで作ったあとに、わざとメロディーの中にファとシの音階を挟み込むバージョンを作りそれぞれをゲスト講師+生徒と歌う。ヨナありバージョンは一気に歌えなくなる。むしろメロディーとしてよくないよね、と。
Jポップで使われるヨナ抜き音階
実例として春よ、来い(松任谷由実)を選択。
このサビのメロディーもヨナ抜き。さて、このメロディーは何を醸し出しているのか。歌詞の持っている日本的情景をイメージさせやすいのではないか。秦基博からは「歌詞とメロディの仲がいい」とのコメント。春・桜といった言葉との相性もいい。日本の和が凝縮されている音。例えば紅白歌合戦に出て歌う曲の幾分かはヨナ抜きかもしれない(注:演歌のことを指してるんだと思う)。
秦基博の選ぶヨナ抜き音階の名曲
近代的テクノだけどヨナ抜きなので覚えやすい。(厳密に言うとナはちょっとだけ出てくる)
歌詞(そして桜という題材)との相性がいい。桜が散る風景が広がってくる。この曲もナは出てくるけど入り口のところのヨナ抜きメロディ(ひら〜ひら〜ってところ)がいい。名付けてヨナチョップ!
軽快なんだけど切なくなるメロディーライン。
他の文化圏の音楽との違い
ところで…沖縄の民謡も幾つかの音が抜けているという話だけど、ヨナ抜き音階と沖縄の音階の違いは?と小野さんから質問。沖縄の音階はフム抜き音階。ということで早速助手の皆川さんが実演する。ここで小野さんから一言。「外国の人はヨナ抜きを聴いて日本を感じるのでは?」そう、ヨナ抜きは日本最大の輸出品なのです。
ここで「ライディーン」「つけまつける」の2曲を紹介。たまにナが出るけど基本ヨナ抜きの音階。ヨナ抜き音階であるということは、日本発の音楽であるという表明。世界が日本を感じる音階なのではないか。フジヤマスシテンプラのようなもの。ヨナ抜きは音楽の日本代表選手といえるだろう、とのこと。
ヨナ抜きが崩れてシーンが変わる。
これまでヨナ抜きできたメロディーが崩れることでシーンが崩れ、明るくなったり切なくなったり、場面の切り替わりを感じることがある。
ここで木綿のハンカチーフのサビを披露。
http://www.youtube.com/watch?v=Z3kl7uAjMV8
40秒くらいの「いいえ〜」の部分で突然シの音が入ることで切なさが入る。心情の奥の部分を引き出す。ヨナ抜きだけで行くも良し、ヨナ抜きを崩すも良し。
洋楽にはヨナ抜きではない新鮮さがある。(例:ABBA「ダンシングクイーン」のサビ頭:シドドー→ナヒヒー)ただ、作り手も音階ありきでやっているわけでも、聴いてヨナ抜いているなあと感じたりしてるわけでもなく、あくまでJポップのヨナ抜きは隠し味のような存在である。
結論:ヨナ抜きは密やかに脈々と流れているJポップの基本フォーマット。使っても使わなくてもいいけど、使うと日本人の魂が込められる。使うことで日本人であることへの郷愁が込められるので、Jポップにはなくてはならない物。
●ケーススタディ
まず僕は音感が無いので、楽譜サイトを見ながらボーカルだけ譜面作成ソフトに採譜をしてそれをCメジャーに移調してヨナ抜きかどうかを確認するという結構骨が折れる作業を繰り返して探してみた。合計で30曲くらい試してみた。まあ楽譜が最初からCメジャーで書かれていたものは作業するまでもなかったんだけど。
因みにちょこっとだけ紹介しとくと、楽譜作成ソフトはMuseScoreという物を使い、譜面サイトはGINETさんから。あとヤマハのぷりんと楽譜も少々。
普通にヨナ抜き音階の名曲を探そうとしたけど、番組内でも出てきたとおり完璧にヨナ抜きしてる曲というのは殆どない。なので、その辺踏まえて曲を探してみた。
サカナクション「アルクアラウンド」
サカナクションはヨナ抜き音階を絶対に使っているだろうと思っていたら、やっぱりあった。Aメロというか導入部の「僕は歩く〜♪」のところは典型的なヨナ抜き音階。「僕は待っていた〜」までのところまで一切ヨナの音階が入らない。楽譜を見ると超キレイなヨナ抜きでうっとりするくらい。歌詞に漂う哀愁感や孤独感ともとてもよくマッチしているメロディとも言えるだろう。そこで一気に導入させる効果があるというわけだ。
因みにサビはナの音が入るんだけど、巧妙に半音ずらされたりしている。
放課後ティータイム「U&I」
http://www.youtube.com/watch?v=ZUVO5CYPkiA
突然出てきたアニソンですが、多分歌いやすいようにヨナ抜きで作曲したんじゃないかなとか思ったり(まあ僕自身それを狙って探したわけだけど)。大ヒットした「けいおん!」の劇中歌。主人公平沢唯の、いつも世話を焼いてくれる超できた妹平沢憂が熱を出して倒れたときに感謝の気持ちを伝えるために作った曲(憂→うい→U&IでありYOU&I)。ほのぼのした感じの歌詞とヨナ抜きのAメロはぴったりマッチしているんじゃないかなって気もする。そしてやっぱりサビになると入ってくるナの音。
この曲に関して言うと、クラムボンのカバーバージョンがめちゃくちゃいい。こっちの方がヨナ抜きのAメロがより活きているんじゃないかと思わせる技ありカバー。
LOVER ALBUM 2
フィッシュマンズ「100ミリちょっとの」
http://www.youtube.com/watch?v=p5Uih7cTW-Y
最後はフィッシュマンズから「100ミリちょっとの」。今までのは平唄がヨナ抜きなのを紹介してきたけど、これはサビがかなりきれいにヨナ抜きになっているパターン(とはいえちょっとだけナの音が入っていて、一番最後のところにヨが入る。でもひとつのサビの、数十個ある音符の中でも片手で数えられるくらいしか入っていない)。
この曲について言うと、去年さいたまスーパーアリーナでやったフィッシュマンズとサカナクションの対バンイベントでのフィッシュマンズの最後の曲がこれで、の子・原田郁子・茂木欣一で歌ったこの曲の多幸感たるや最高だったわけ。フィッシュマンズの曲ってちょっと切なさや狂気が入り込みつつも基本ネアカな世界観でサカナクションとは真逆だけど、そのスパイスみたいに入り込んだ切なさや狂気をヨナ抜きのメロディが引き立ててるのかもね。
因みに、フィッシュマンズと言えば「ナイトクルージング」だけど、これは平唄の部分は基本ヨナ抜きで、ちょっと抑揚がつくところで(「夜道の足音〜」「Ah、天から〜」の部分)ナの音を基準としたメロディになるという結構練られた構成になっている。
http://www.youtube.com/watch?v=9k_gM_WNzwM
これもクラムボンにカバーされてるほかたくさんのミュージシャンに歌われている名曲中の名曲。そういえばフィッシュマンズの歌ってカラオケで歌いやすいなあって思ってたけど、ヨナ抜きだったからなのかな。
両方入っているベストアルバムはこちら(ベストはもう一つあるのでそちらもぜひ)。
宇宙 ベスト・オブ・フィッシュマンズ
因みに今回の曲探しの過程での落選理由は一番多いのが「ナの音が出てきすぎ」で次が「どの音もまんべんなく出てくる」。そしてヨの音のみが高頻度で出たことによって弾かれた曲は少なかった。まあ僕の好みで選んでるからおおいに偏ってるのは一因としてあるんだと思うけど。ただ番組内でも「ナ」の音が挟まる曲は多数紹介されてたけど「ヨ」の音が挟まる曲は皆無だった。ヨ、つまりファの音が日本人と最も縁遠い音なのかな、とかなんとなく思った。
さて次回は引き続き秦さんを講師として「オトナのコード学」。コードか……
By たにみやん • 亀田音楽専門学校 • • Tags: クラムボン, サカナクション, フィッシュマンズ, 放課後ティータイム