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    9月 20 2010

    「FOMA 補助充電アダプタ 02」をiPhoneユーザー的に色々いじってみた

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    iPhone 4は便利で楽しいんだけど、とにかくバッテリーの持ちが悪いことこの上なし。それゆえにどうやって電池を持たすかということとどれだけ充電のチャンスを確保するかが大事になってくるわけで。僕はいつもはeneloop Stick Boosterを持ち歩いているんだけど、あまり充電できないのと電源端子の部分が異常に熱くなるのがどうもなあと思っていたわけで。富良野は寒いわけで。

    そんなところに朗報。

    「FOMA 補助充電アダプタ 02」9月10日発売

    これは来た!
    前世代機にあたるFOMA 補助充電アダプタ 01も持っているんだけど、docomo携帯電話のバッテリー確保に大いに活躍してくれていた。iPhone導入してからdocomo携帯が電話とちょっとのメールとiコンシェルにしか使われなくなった結果、2〜3日電池が持つようになりこの子は退役状態だったんだけど、今回はスマートフォンも出来ると。USBならiPhoneも出来るよね。ってことはゲットするしかないよね。

    というわけで数日前に会社の近くにあるドコモショップに行ってみたところ、
    「申し訳ございません、品切れでして次の入荷も未定でございます」
    とのこと。うーん残念。

    しかし、もしかしたら…と思い家の近くにあるドコモスポット(ショップより一段下がる。でも何故か超広い)に昨日行ってみて、受付の兄ちゃんにないかどうか聞いたところ、
    「えっ!?少々お待ちください…」
    明らかに知らない風だった。大丈夫かよここ……いくら微妙な立地にあるとはいってもなあ。

    そんでもってとりあえずカウンターに通されたところ、
    「在庫ございます!」
    あった!!
    マジかよ!!
    さすが微妙な立地なだけあるwww

    ポイントは3300ポイント消費。現金販売だとこれに消費税が付く。01が2000ポイントなのに比べると高いよね。しばらくは電池パック無料交換セールの対象にはならないそうだ。しかし01は終息する模様(公式サイトで製品詳細へのリンクが無くなっている)なので、その辺どうするのだろう。

    前置きが長くなった。
    というわけでモノは手に入れたので昨日今日で試しに色々使ってみた。

    まずパッケージ。

    01は紙だったけど、今回は透明プラスチック系。

    早速01と02を比較してみる。

    かなり大きさに差がある。
    因みに、カタログスペックは以下の通り。
    01:69(高さ)×56(幅)×14(厚さ)、71g
    02:102.5(高さ)×58.5(幅)×15.7(厚さ)、96.5g
    手に取ってみると確かに02はそれなりの重量感がある。

    次は厚さの比較と外部端子とか。

    頭の部分(というのが正しいのか?)にUSBと給電の端子が付いてる。
    USBの方にスマートフォンの充電ケーブルをさしてねということだ。
    ちなみに給電には01同様FOMAの携帯電話に使う物をそのまま使う形になっている。
    FOMA用の充電アダプタ部分は本体に収納されており、本体のガワをスライドさせると出てくる。
    01よりもアダプタのケーブルが短くなっている。01はちょっと長すぎた気がするけど、これは非常に良い。

    さて。この辺は色々な記事を見れば分かる話かと思われるので、ここでは、細かい操作感について色々試してみたので、それを中心に書いてみる。そんでもって、実際docomo+iPhoneの組み合わせで使っているユーザーに使う価値あるのかなということを判断したい。

    ●充電量
    これは実際はカタログに載ってるね。3.7Vの1800mAh。01と一緒。
    iPhoneに繋いでみると、だいたい70%分くらい充電できる。
    でもiPhone 4の電池は3.7Vの1420mAhだから、フル充電できるんじゃないかなあ?
    よく分からん。
    因みに01は繋ぐとすぐ充電されたが、02は繋いでも「START」ボタンを押さないと充電が始まらない。

    ●2つ繋いだら同時充電は出来るか
    出来ない。2つ繋いだ場合はFOMA端子側が優先される。
    因みにFOMA側の充電が終了したあとにUSB側に切り替えてくれるのかと思ったらそれもない。
    FOMAの方に携帯電話が繋がれているときはUSBは無効になってるみたい。
    ていうかそもそも2つ同時に繋ぐ事は推奨されてなかったりする…

    ●給電しながらの充電
    01と02両方ともこれは出来ない。
    んでもって、01の時には携帯電話の充電が終わると自動的にバッテリーの充電が始まる。
    これは02でも基本的に同じ。
    ただ、iPhoneは充電終了後も充電モードがしばらく終わらない仕様になっているので、バッテリー充電モードへの切り替わりは遅い。
    これはちょっと残念。
    ちなみにiPhone充電中にアダプタの電源残量が無くなるとiPhoneとの接続が切れるので、すぐにバッテリー充電に切り替わるので、繋いでおいて無駄ということはない。

    ●総合評価
    容量的には十分だと思う。
    これ+Dock USBケーブル+FOMA USBケーブル+USB電源アダプタ(iPhone付属品)の組み合わせで死角はなくなる。
    あとはSTARTボタン押すのを忘れないようにすることかな。
    まあそもそもこれを使い切っちゃうほどiPhone使う事なんて無いんだけどね…
    職場にも電源置いてあるし。
    そう考えるとFOMA用の充電ケーブルは持たなくても良いかな…

    ——————–●
    2011/12/4追記

    実は最近容量が足りなくなってきたので、「ChargePad」なる製品に鞍替えしました。こっちの方が圧倒的にいいわ…

    iPhoneの充電はChagePadで十分まかなえるという話

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    By たにみやん • Mobile •

    9月 17 2010

    「市場を創る」ー楽しい経済学の理論書

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    大学が商学部だったこともあって、経営・マーケティングの本を読むのはかなり大好きで、さらにそこにITと来るとアドレナリンがだらだら流れた状態になるのだけど、いわゆる(自己啓発紛いの)ビジネス本の類は好きでない。そんでもって、もう一つ類書と思われる経済学の本。これもそんなに得意ではない。でも嫌いではない。そんなに頻繁に読むのは疲れるけど、たまに読むと抽象的なその内容と現実を行き来することで新たな知見が出てきたりして面白いのだ。

    そんな本を久々に読んだ。


    市場を創る―バザールからネット取引まで (叢書“制度を考える”)

    この本は2ちゃんねる経営学版の「おすすめの経営・マーケティング本スレッド」で去年の頭くらいに絶賛されてたもの。このスレッド、僕は大学時代から愛読していて本選びの参考にしているんだけど、ものすごくヒット率が高い。まあそんなわけで去年の3月くらいに買ったけどそのまま寝かして今にいたり、先月思い立って読んだという次第。そんな本他にもいっぱいあるけどね。

    内容は経済学の舞台である「市場」。この「市場」というものについて生い立ちだったり、色々なパターンの姿だったり、性質だったりを様々な切り口から考察しているという本。参考になる部分が多く面白かったので、今日はその内容を紹介してみようと思う。

    最初は11章の「公衆に対する陰謀」。
    この章で取り扱っているのはズバリ「汚職」。政府と市場の関係っていうのはいつも適切とは限らなくて、それが故に政府が市場相手に嫌がらせしたり収奪したりすることもあるよねっていう話。一般的に汚職は悪。多くの国では法律で犯罪と規定されている。汚職によって経済活動、特に投資活動が阻害される。みんなそういう理解だと思う。基本的に間違っていない。しかし、スハルト政権下のインドネシアは汚職が蔓延していたにも関わらず、30年近く高い経済成長率を維持したという。理由は、スハルト一族が「汚職を独占」したからだと。汚職が起こることが所与であれば、その汚職の起き方をコントロールするという話。私腹を肥やす官僚はクビにされた。税関は廃止された。どちらも、スハルト一族の利にならないから。おかげで、スハルト一族の利になる様な汚職や賄賂さえしてしまえば保護されるので、投資が抑制されないのだという。
    なんと。そんなことがありうるのか。汚職が逆に経済活動を効率化するなんて。
    でもこれはあくまで例外であって、その章の後半分でページを割かれている日本における談合(ボトムアップの汚職)も含めて、基本的に汚職は経済活動を非効率化するというのは間違いない。
    そりゃあそうか。

    しかし、ここで書いてある通り、市場が上手く動く様にする方法っていうのはいくらでもあって、今の政治家さん達みたいにいたずらにマーケットを押さえつけにいこうとするんじゃなくて上手く機能させるにはどうすればいいのかという観点で考えなくてはいけない。

    その上で非常に示唆的なのが16章の「貧困撲滅の戦士達」。この章は実に痛快。「グローバリゼーションにより貧しい国がさらに不幸になる」という反グローバリズム論をばっさり切り捨てている。貧しい国が貧しいままなのは、経済成長に失敗したからだという。グローバリゼーションの中で成功している新興国もあるし、失敗している先進国もある。投資が少ないとか、制度が未整備だとか、まずグローバリゼーション以前の問題が殆どであるという。

    そこにさらに僕から付け加えるとしたら、グローバリゼーションっていうのは、いろんな国や地域の人達が一つのコースに集まってレースをする様なもので、ちょっと手を抜いたら一気に抜き去られて順位が下がってしまうというところに恐ろしさがあって、その影響を恐れる人達が、貧困国との格差の拡大という「もっともらしいこと」を持ち出してる様にも思える。汚職の話もそうだけど、「もっともらしいこと」を正論でいわれると反論し辛いけど、解きほぐしてみる事が大事だと思う。安易な正論に流されない様に。

    他にも「特許料による高い薬代がAIDSの特効薬をアフリカに行き渡らせるのを阻害しているけど、特許を廃止したら栗の研究開発のインセンティブがなくなるというパラドックス(無理矢理過ぎて長いな…)」など、すごくわかりやすい事例と一緒に「市場」について考察が色々されている。難しそうだけど、数式とかは殆ど出てこなくて、あくまで文章で説明してくれるので、楽しんで読める。すごく面白い理論書だった。

    僕は経済学って、社会分析ツールの一つと思っていて、理論を元に色々考えを巡らすのが結構好きだったりする。Web関連のこととこの本の論理を結びつけて考えて見ると面白いんじゃないかなと思っている。なんかまとまったらまた書いてみよう。

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    By たにみやん • Book •

    8月 13 2010

    借りぐらしのアリエッティに見える宮崎駿の「想い」

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    今週は夏休みなので、毎夕食を作ると共に、映画を観て、読書をたっぷりすることで心身共にリフレッシュしようということで今の所近年まれに見る充実っぷりである。

    因みに僕は夏休みの一斉休暇はやめて欲しいと思っている。個人の自主取得にしてくれればロックフェスに合わせて取るんだけどなあ。

    さて、それはそれとして、この夏休みでは2作映画を観た。「インセプション」と「借りぐらしのアリエッティ」だ。はっきり言うとインセプションの方が遥かに面白かった。構造がかなり複雑なので(もちろんそのための導入シーンもあるけど)気合がいるけど、とにかくエキサイティング。中身があまりにも濃すぎて1回では全容を把握し切れていない感があるのでもう1回観たいくらいだ。でも今回話をするのは今日見たアリエッティの方。

    なぜかというと、凄く気になったことがあるのだ。

    この作品、さすがジブリ作品というだけあって、美しい映像、凝った構図・演出で楽しませてくれる。水の入るシーンの美しさはさすがだよなって思うし、しょっぱなからアリエッティがいわゆる「ジブリ走り」をするので、あの絵が大好きな人にとっては今回もたまらない映画だろう。

    しかし、宮崎駿監督が脚本になったことで、人間批判・文明批判みたいな物が何か透けて見えるような感じになってしまっている。前作「崖の上のポニョ」では自分も人間だけど人間嫌いで水中生活を送るに至ったポニョの父親が宮崎駿の投影のようだし、今回はアリエッティの父親が宮崎駿の投影のように見えてきてしまう。というか、もののけ姫辺りから、そういった自分の想いというか思想を宮崎駿監督は映画作品に盛り込みすぎではないだろうかと思えるくらいだ。今作については具体的にどこがこうというのも言えるんだろうけど、まだ公開から1ヶ月しかたってないのでネタバレになりそうな説明は極力控える。

    何でこんなことを思うのかというと、この記事を読んだからだろうな。

    宮崎駿監督iPadについて「ぼくには、鉛筆と紙があればいい」と語る

    でも残念なことに、僕の予想が正しかったとしてもその宮崎監督の主張を読み取る人は少数派だろうし、多分読み取れたとしてもそれに賛成する人は読み取れた人の中でも少数派になると思う(もしくはその場では賛成したとしても主張・行動はしない)ので、「雰囲気映画としては非常にいいよ」っていう事でまとまりそうな気がする。そもそも雰囲気こそがジブリ映画の本質というかみんなそれを求めて映画館行ってるんでしょ?と言っても怒られないような気がするけど。

    僕は基本的に懐古主義は嫌いだけど、スタジオジブリ作品に関しては気持ちはわからなくもない。特に天空の城ラピュタなんかはストーリー展開とか含め、長編アニメ映画作品としてのツボを押さえた傑作だと思う。しかし最近はちょっとずれてきてるのかな…監督のやりたいこと(思想の投影)と顧客の求める物(キレイな映像と感動できるストーリー)が微妙にすれ違っているという意味で。でもまあ結果的に一応顧客のニーズには応えているので興業成績は上がってしまうという結果オーライな状態。でも僕も料金分は元を取った気持ちなのでまあいいのかな。

    いやホント普通に映画としてはいい出来なんだよ。主役二人の声もいいし。神木隆之介はサマーウォーズといいこれといいちょっとおとなしい系の男の子をやらせたらピカイチだね。

    やっぱりジブリだから、宮崎駿だから何か言いたくなってしまうのだろうな。

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    By たにみやん • Movie •

    8月 12 2010

    iPhone4のある生活 〜ソフト編②

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    どちらかというと実践的活用編かも。

    iPhone4が普通の携帯電話より優れている点は色々あるけど、Googleをはじめとした各種インターネットサービスとの連携が容易に出来ることはかなり大きいと思う。というわけで、その辺を僕がどのように使っているのかをお話しして皆様の一助となればこれ幸い。わりとベタで使い古されている感があるので「もう既にやってるわボケ!」みたいのばっかりだったらごめんなさい。

    その前に、一応僕のホーム画面と、便利アプリフォルダの展開画面を貼っておく。

    左がホーム画面で、右が今回取り上げるアプリのだいたいが入っているフォルダ。かなりの試行錯誤の末にこうなった。

    ●カレンダー・Todo
    iPhoneで一番素晴らしいアプリは「Map」だと思うけど、2番目に素晴らしいのは「カレンダー」だと思う。因みに誤解のないように言っておくと、どちらもiPhoneに標準で付いているやつである。カレンダー表示画面自体は無味乾燥だし予定が点でしか表示されないという問題はあるけど、Googleカレンダーへの入力デバイスとしてはものすごい軽快に動くツールなのだ。
    iPhoneにGoogleカレンダーを登録すると
    、iPhoneで入れた予定がMac/PCからも見られるようになるし、その逆もしかり。その上で、起動がとても速くてさらに予定入力をトップ画面から出来る標準カレンダーは僕にとっては欠かせないアプリである。1個の予定入れるのは1分とかからない。
    そんでもってカレンダーを見たいときはカレンダーアプリを立ち上げる。これは色々あるので選ぶの大変だけど、僕はPocket Informantを使っている。UI表記が英語しかないけど、カレンダーには日本語はちゃんと表示されるし、カレンダービューアとしては申し分ないと思う。因みにこの手のビューアはLite版では比較参考がしづらいので、色々当たるしかないのが大変(僕は2ちゃんねるiPhone版のカレンダーアプリスレを3スレぐらい読み込んだ)。

    そしてTodoはGmailのTodoを使用している。これはPC版のGoogleカレンダーに表示させられるしから非常にいい。iPhoneではブックマークをホーム画面に表示させて使っている。表示してしまえばこれも入力は高速。まあ表示するまでに時間がかかるのが難点といえば難点だけど…
    僕にとってはToDoリストってのは期日決めたタスク管理よりも、とりあえず備忘録としての方が重要なので、これで十分。いずれタスク管理が必要になってくるシーンも出てくるだろうけど。

    ●ネット閲覧管理
    iPhoneを使う上で最も大事なことは、適度な距離感を持つことだと思う。なぜなら、あまりにも便利であまりにもステキなために、べったりになってしまうからだ。例えばtwitterアプリを頻繁に立ち上げるもそのたびに数ツイートしか新着がないとか愚の骨頂もいいとこだ(たまにやるけど)。だから、メリハリを付けて使う必要があるわけで、そのためのツールがあるというわけ。そう、iPhoneならね。

    まずはtwitter上で出てくるブログやニュースへのリンク。これを読もうとするとめちゃめちゃ長かったりしていつの間にか時間が経過しまくっていることもしばしば。そんなわけで、これらは「後で」まとめて読んだ方が効率がいい。というか僕はそうしている。そのために「Read It Later」を使っている。このアプリはその名の通り跡で読む為のサービスである「Read It Later(上とはリンク先別)」を使うためのアプリ。たいていのtwitterクライアントはこれに対応しているので、とにかくガンガン送ってから家とかでじっくり読んでる。

    それからRSSリーダー。一応「Mobie RSS Pro」を使っているんだけど、実は最近使っていない。MacからGoggle Readerで読んだ方が早いから。

    ●ファイル連携など
    DropBoxはちょっと使っている。でも仕事のファイルを持ち出したりとかそういうのがないというか会社で使えないので、Evernote同様あまり使っていないっていうのが現状。
    しかしながらGoodReaderはかなり使っている。Dropboxとの連携もさることながら、メールの添付ファイルをiPhone内に保存しておくことが出来るので。その機能は要アドオンだけど115円だしそもそもGoodreader自体が115円なのでとりあえず買っとけって感じ。

    そんなわけで今のところはこんな感じ。あとは標準メモ帳をメモ代わりにしており、本当に手帳代わりになってきたなあというのが最近の僕のiPhone活用実態。しかしながらApp Storeにはまだまだいろんなアプリがあるので、また探して色々使ってみたいところ。みなさんもオススメのアプリとかあったら教えてね。

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    8月 9 2010

    WORLD HAPPINESS 2010

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    夏といえば夏フェス!

    というわけで、以前のエントリーでさんざん迷ったあげく、今年の夏フェスはWORLD HAPPINESSに。だってチケット代安いし一番近いんだもの。まあ毛色が他と結構違うのでそれもまたアリかなっていうのとか。なににせよ、今回のメンツは奇跡のような良さであるので、とにかく行かなきゃ損損。というわけ。因みにサマソニなんだけど、観たいのがだだかぶりして号泣。結果的にこっちにして良かった状態。

    このフェスはぶっ通しのため、ACT数が多い。そんなわけでかいつまんで書くよ。
    #1 にほんのうた楽団(小池光子+高田漣+ASA-CHANG+鈴木正人)
    日本の童謡を大胆アレンジ!
    椰子の実やかもめの水兵さんの大胆なアレンジがよかった。
    意外なる伏兵w

    #2 LOVE PSYCHEDELICO
    デリコ。生で見るのは初めてなデリコ。
    ボーカルが帰国子女っていうのは知ってたけど、歌うときのフリとか、何とも外国人っぽい感じw
    それにしてもなかなかよかった!!
    良く知っている「Your Song」「Lady Madonna」はノれたし、初めて聴く最近の曲も相変わらずのセンスを感じたー。

    #3 清竜人
    #4 MONGOL800
    この間僕はお昼ご飯を買いに行ってた。大規模フェスの集中日だったせいか屋台の数が少なくてまるまる見られなかった。でも曲はばっちり聴けた。モンパチに関していえば「あなたに」「小さな恋のうた」「矛盾の上に咲く花」と聴きたかった曲は全部聴けたので満足。

    #5 大橋トリオ
    #6 Cocco
    大橋トリオはまったり感があって良かった。
    そしてCocco。
    やはり彼女はすごい。
    他のシンガーとは一線を画している。
    何かが降りてきて歌っている感じ。
    「ニライカナイ」の入りの絶唱で鳥肌が立った。
    しかし気になったのはその痩せっぷり…Webサイトの写真と比較してもすごい減り具合。4〜6月で15kgくらい減った僕もさすがに心配になる。

    #7 カヒミ・カリィ
    #8 RHYMESTER
    #9 □□□(三浦康嗣、村田シゲ、いとうせいこう)
    この辺はわりと寝てたりしました。
    うーん、やっぱりアレなんだよなあ。宇多丸さんやいとうせいこうがどんなに話面白くても、僕にはHIPHOPは会わないみたい。

    #10 pupa(高橋幸宏+原田知世+高野寛+高田漣+堀江博久+権藤知彦)
    生pupa。やはり彼等はいいね。
    ていうか原田知世とカヒミカリィがほぼ同じ歳だということが信じられないのですが…
    知世さん若すぎるぜ……お姉さんと呼びたい。
    まったり浮遊感で癒されましたとさ。

    #11 安藤裕子
    しょっぱなから「のうぜんかつら(リプライズ)」。
    感激の嵐!!!
    そしてアルバムの新曲をやったあとに「黒い車」。
    アコースティックアレンジが秀逸だった。
    そして最後は「歩く」。これもアルバムの新曲。
    とりあえず来月のアルバムが非常に楽しみ!!

    #12 ムーンライダーズ guest 小島麻由美
    正直言ってムーンライダーズ自体はあまり期待してなかったんだけど、ゲストにこじまゆが出ると知ってテンションだだ上がり。
    あの中毒性のある声は素晴らしい!
    大変ようございました。

    #13 サカナクション
    僕的には今回のメインアクト。
    まずはフェスでのオープニング恒例の21.1+Ame(B)。
    雨降るからやめてくれーwwww
    とか思っていたらところどころで混じる「RYDEEN」!!
    楽しい!
    そこから間髪入れずに「アルクアラウンド」。
    そしてリリースしたての「アイデンティティ」。
    みんなで大絶叫「どおーしてーーー!!!!」
    テンション上がりきったところでMC。
    「中学校の時の僕にいってやりたいですよ、おい、一郎。…あ、僕一郎っていうんですけど、お前、音楽がんばれよ。そしたら将来YMOさんと同じステージに立てるんだぞ。PLASTICSさんと同じステージに立てるんだぞって。」
    一郎氏の人柄を感じられてほっこり。
    そして最後はやはり「ナイトフィッシングイズグッド」。
    鉄板中の鉄板曲。
    最高だった。
    あと一郎氏の発汗量は今回もかなりのものでありましたw

    #14 東京スカパラダイスオーケストラ
    さてスカパラ。
    サカナクションに続き踊りのお時間。
    最初は「灼熱のJAZZ」。そこから「Down Beat Stomp」。
    ちょっとクールダウンしたり。んでそこからYMOカバーやったらしい(あとで知った)。
    そして「STOME RIDER」→「Pride Of Lions」→「愛の賛歌」。
    ライオンやっぱいいよなあ。スカパラの中で一番好きな曲。

    #15プラスチックス
    伝説のバンドという触れ込みは知っていた。
    あとGLAYやJUDY AND MARYをプロデュースした佐久間正英が在籍していたということ。
    それくらいの予備知識で参加。
    いやあ、しかしこれいいじゃないの!!
    テクノポップ調ですごく良かった。

    #16 Yellow Magic Orchestra with 小山田圭吾・高田漣・権藤知彦
    最後はYMO。
    僕の今回最大の後悔は、YMOを全く聴かずにいったので最後2曲くらいしかわからなかったこと。
    しかしこの音響空間はすごかった!!
    最後の方にはクリスタル・ケイが出てきて、スカパラのホーン隊も。
    そしてそのままRYDEEN!!!
    このアレンジはすごかった!
    あまりにも良くてびっくり。
    そしてアンコールではビートルズのHello,Goodbye!!
    ここでそうきたか!!と唸る。
    最高にピースフルなラストでありましたとさ。

    いやあ、濃密で楽しかった。ホントに。
    入退場に時間がかかったのと食事処が少ないのを除けば最高以外の何物でもないフェスだったなあと。
    とにかく満足でありましたとさ。

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    By たにみやん • Music, フェス •

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    自己紹介

    たにみやさん的な何かです。

    色々な事を書いていたけど今や音楽のことしか書かなくなったブログ。音源聞いたりライブに行って感じたことを色々つなげてまとめたりしながら、業界の動向も追ってレポートにしてます。

    8/19発売のMONOQLO10月号にて定額制音楽配信特集にコメントを寄せています。

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