昨日リストアップした結果を元に、今年のトップ10を決めたいと思う。
ノミネート作品はこちら。
さて、前置き抜きでさくっとトップ10をご紹介。
- サカナクション「kikUUiki」
- ASIAN KUNG-FU GENERATION「マジックディスク」
- 世界の終わり「EARTH」
- カジヒデキとリディムサウンター「TEENS FILM」
- クラムボン「2010」
- 東京事変「スポーツ」
- のあのわ「MAGICAL CIRCUS」
- Cocco「エメラルド」
- 安藤裕子「JAPANESE POP」
- YUKI「うれしくって抱きあうよ」
次点:木箱「Lily library」
school food punishment「amp-reflection」
既に言っていた通り、今年はサカナクションの年。とにかく「kikUUiki」はよく聴いた。「目が明く藍色」を日本武道館で聴けたときは本当に感激したのを覚えている。文句なしの1位。
2位から5位はかなり横一線。順位を付けるのは本当に悩んだ。サカナクションと並んで、先日述べたような音楽業界の新しい動きをリードしたASIAN KUNG-FU GENERATION、ピカイチだった新人である世界の終わり、化学反応を起こした名コラボを成し遂げたカジヒデキとリディムサウンター、アルバムがリリースされる前後を一つのストーリーとして表現することで新風を起こしたクラムボン、どれもいい作品を創り出してくれた。
6位の東京事変は相変わらずのクオリティ。EMI ROCKSでのライブも素晴らしかった。7位ののあのわはもっと評価されるべきバンドだと思う。8位のCoccoは完全復活といってもいいんじゃないかな。そして9位の安藤裕子は安定したクオリティながらも、今回はずいぶんとまとまった構成になっていたように思う。そしてアルバムの最後3曲の流れが秀逸。10位のYUKIは、収録曲が秀逸なの曲の配置に失敗して微妙になった前作の反省を元に、かなり作り込んだアルバムを持ってきた。正直に言ってこれまでの中でも最高に近い出来なのではないか。声も円熟味を帯びつつある。
そして次点には木箱とschool food punishmentを選んだ。木箱は正直にいって売れ線とは大分離れているけど、個人的にはこういうサウンドは凄く好き。しかしながら、木箱や世界の終わりだけでなく、神聖かまってちゃん、モーモールルギャバン、ねごと、ふくろうず等、今年は良質な新人がいっぱい出てきたね。若干去年の人達も混ざってるけど、だいたい今年出てきたという話でいいのでないかな。そういう意味では凄く若くて活気がある1年だった気がする。その分バンドのメンバー脱退やら解散やらが多くあったような気もする、世代交代の年なのかもしれないけど。school food punishmentはメジャー1stでシングルてんこ盛りだけど、それ以外もきっちりよくできてた。疾走感もあるし、かなり好き。
今年の傾向は、音源とライブとそれ以外と含めて音楽を味わった1年、とでもいうのかな。それぞれの「音楽に触れる機会」が相互作用を起こしているような感じ。来年ももっとどっぷり楽しみたいな。
その前に今年最後のお楽しみ、COUNTDOWN JAPANだね。僕は後半2日に参加なのであと4日。楽しんでくるよー。
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12月 26 2010
2010年私的アルバムトップ10
昨日リストアップした結果を元に、今年のトップ10を決めたいと思う。
ノミネート作品はこちら。
さて、前置き抜きでさくっとトップ10をご紹介。
次点:木箱「Lily library」
school food punishment「amp-reflection」
既に言っていた通り、今年はサカナクションの年。とにかく「kikUUiki」はよく聴いた。「目が明く藍色」を日本武道館で聴けたときは本当に感激したのを覚えている。文句なしの1位。
2位から5位はかなり横一線。順位を付けるのは本当に悩んだ。サカナクションと並んで、先日述べたような音楽業界の新しい動きをリードしたASIAN KUNG-FU GENERATION、ピカイチだった新人である世界の終わり、化学反応を起こした名コラボを成し遂げたカジヒデキとリディムサウンター、アルバムがリリースされる前後を一つのストーリーとして表現することで新風を起こしたクラムボン、どれもいい作品を創り出してくれた。
6位の東京事変は相変わらずのクオリティ。EMI ROCKSでのライブも素晴らしかった。7位ののあのわはもっと評価されるべきバンドだと思う。8位のCoccoは完全復活といってもいいんじゃないかな。そして9位の安藤裕子は安定したクオリティながらも、今回はずいぶんとまとまった構成になっていたように思う。そしてアルバムの最後3曲の流れが秀逸。10位のYUKIは、収録曲が秀逸なの曲の配置に失敗して微妙になった前作の反省を元に、かなり作り込んだアルバムを持ってきた。正直に言ってこれまでの中でも最高に近い出来なのではないか。声も円熟味を帯びつつある。
そして次点には木箱とschool food punishmentを選んだ。木箱は正直にいって売れ線とは大分離れているけど、個人的にはこういうサウンドは凄く好き。しかしながら、木箱や世界の終わりだけでなく、神聖かまってちゃん、モーモールルギャバン、ねごと、ふくろうず等、今年は良質な新人がいっぱい出てきたね。若干去年の人達も混ざってるけど、だいたい今年出てきたという話でいいのでないかな。そういう意味では凄く若くて活気がある1年だった気がする。その分バンドのメンバー脱退やら解散やらが多くあったような気もする、世代交代の年なのかもしれないけど。school food punishmentはメジャー1stでシングルてんこ盛りだけど、それ以外もきっちりよくできてた。疾走感もあるし、かなり好き。
今年の傾向は、音源とライブとそれ以外と含めて音楽を味わった1年、とでもいうのかな。それぞれの「音楽に触れる機会」が相互作用を起こしているような感じ。来年ももっとどっぷり楽しみたいな。
その前に今年最後のお楽しみ、COUNTDOWN JAPANだね。僕は後半2日に参加なのであと4日。楽しんでくるよー。
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By たにみやん • Music, 年間ベスト •