9月 29 2013
アイドルとはジャンルなのかという話とカワイイは正義かもという話〜ディスクレビュー:lyrical school「date course」
9月なのにこんな話を既にするのは変な話なんだけど、今年はいいCDが多すぎて年末のベスト10選定が今からもう混迷を極めそうな予感しかしない。ちょっとあまりにいいモノばっかり効き過ぎてるのであからさまにハズレッぽい物を聴いて少しは気分を中和させた方がいいかな、とも思ったりしている。笑
まあそんな中で思うのは今年はアイドルのCDでレベルの高い作品が多いなあということ。まあ去年の時点でTomato ‘n’ Pineの「PS4U」みたいにすごくいい作品は出てたけど(僕これ今年になってから聞いたけど、これは10年に1度と言ってもいいくらいの素晴らしい作品なのでぜひ聴いてください)、今年はその流れが更に進んでるなあ、と思える。まああくまで自分が聴いた範囲での話ではあるので流れにようやく乗れてるんじゃないかという感はあるけど、2年前の年間ベスト10で3位にももクロを選出して「まさか自分がねえ」とか言ってたのが懐かしい話ではある。
さてそんな中個人的に今年屈指のヒットであるアイドルのアルバムがlyrical schoolの「date course」。
lyrical school、通称リリスク。昔はtengal6って名前で出てて、tofubeatsが「lost decade」と一緒に出したリミックスアルバム「university of remix」にはそのtengal6時代の「ブチャヘンザ!」が収録されてたのでそこで認識した(それだけRemix仕事じゃなくてオリジナルテイクで収録されてたのだ)。まあその時には既にlyrical schoolに改名していたわけだけど。そんでlyrical schoolという名前を知って聴いた「PARADE」に心を撃ち抜かれた。
んで、lyrical schoolの触れ込みは「清純派HIPHOPアイドル」ということだそうで(先週の木曜日の日テレZIP!で特集されてたときに自分たちで言ってた)。それゆえに、トラック自体については本当にヒップホップ。そりゃあインタールードを除いた10曲のうち半分を作っているtofubeatsに加えてokadada、Fragment、イルリメ、呂布、等のメンバーが作詞なり作曲なりまたはその両方で参加してるわけでメンツからしてもがっつりヒップホップだ。
さて、いきなり総評から入るんだけど、このアルバムめちゃくちゃ出来が良い。10曲中5曲がtofubeatsっていう時点で外れはないだろうなということは容易に予想されていたんだけど、それにしても予想以上。それから、曲順とアルバムのストーリーがとてもよく練られている。「date course」というタイトルではあるが、夏の恋物語を始まりから終わりまで(更にその終わりが終わるまで)、楽曲を使って一つのストーリーに仕立てて表現している。このアルバムにおける既発曲は「そりゃ夏だ!」「リボンをきゅっと」「PARADE」「おいでよ」の4曲だけで他は新曲な訳だから、このテーマに沿って歌詞まで発注してるわけだ。プロディーサー側の気合いの入った仕事ぶりが伺える。tofubeats以外の曲もすごく良く出来てるし、tofubeats曲も再録された結果、歌唱力的な面はともかくとしてよりアルバムのコンセプトに沿う物になっている。(注:リリスクはこの1年でメンバーが二人抜け二人入ったので、それに合わせて既発シングル曲は全て現メンバーでの歌唱で録音し直している)。
前にtofubeatsの話したときに書いたけど、僕基本的にヒップホップって苦手なんだよね。マルチジャンルの音楽を作るtofubeatsはともかくとして、ここで挙げられてるオリジネイターの人の曲は全然聴いていない。一応Fragmentはパスピエと私立恵比寿中学のリミックスで聴いたけど特にピンときたわけではないし。それでもこのアルバムはめちゃくちゃ良かったんだ。なんでか。その辺については先週ZIP!の特集でアイドル大好き振付師(自身もPASSPO☆等を担当)の竹中夏海さんが熱く語ってくれてるので書き起こしてみた。
lyrical schoolってのは、すごくキラキラの、本当にキラキラした恋をしている女の子達の曲っていうのがほぼ曲の世界観なんですね。そういう意味で言うと、ヒップホップという形を借りつつも、直球のアイドルソングというか。
ここから今回の主題に入りたい。「アイドルソングというジャンルは果たしてあるのか」どうかということと、「アイドルというフィルターを通して様々なジャンルの音楽を聴く」ということ。
アイドル戦国時代という言葉が使われ始めてから久しいけど、現在はその時代は超えて、アイドルは多様性の時代にある、という。まあつぶし合うというのも変な話しだしカテゴリとして定着している感はあるので基本的にはその見立てには同意するところではある。んでもって多様性というのもその通りで、リリスクやライムベリーみたいにヒップホップ方面に振ってるのもあれば、BABYMETAL、PASSPO☆、ベイビーレイズ、BiS、ひめキュンフルーツ缶等のようにロック方面に振ってる物もあるし、最近のモーニング娘。はじめハロプロ勢はEDMのでそれも同意するところなのだ。ただ、ロック方面の中でもベビメタは徹底的にメタルだしPASSPO☆はアメリカ西海岸ハードロック、ひめキュンフルーツ缶はパンクだったりと音楽的な細分化は激しくて元ジャンルの方を辿るとファン層はあんまり被らないと思う。ロック分野だけならまだしもヒップホップやEDM方面まで持ってくると全部聴いてる人なんてどんどん少なくなってくると思うんだけど、分け隔てなく聴く人の割合は多いと思う。そんな話はこの前行ったトークイベントでも出てた。
【前編】そしてCDは株券になった|アイドルが “えらいこと” になっている——アイドルとロックの蜜月|さやわか/柴那典/レジーの記事、コラムを読むならcakes(ケイクス)
【中編】ゲーム化するアイドルたちの物語|アイドルが “えらいこと” になっている——アイドルとロックの蜜月|さやわか/柴那典/レジーの記事、コラムを読むならcakes(ケイクス)
【後編】「アイドルとロックの壁」を壊すのは誰か?|アイドルが “えらいこと” になっている——アイドルとロックの蜜月|さやわか/柴那典/レジーの記事、コラムを読むならcakes
後編の最後の辺りでもさやわかさんが「ロックのファンよりもアイドルのファンの方が聴いてる音楽の幅は広いんですね」とコメントをしている(残念ながら記事の本文中からは省かれてるけど)。そこで思うわけ。アイドルとは音楽のジャンルなのかと。どちらかというとアティテュードの話というかもう一段上のレイヤーの話なんじゃないかという気がしている。そんでもって、その大きなくくりを通過して観るといろんな音楽が広がっている、と。すごいのはこのかわいさが味になって多少の荒さなんかは許せちゃうというかむしろ魅力になってしまうという日本独自のヘタウマ文化。そして苦手だったり嫌いな音楽も意外とすんなり入ってきちゃう。まさにカワイイは正義だ。
まあ女の子がユニゾンしてやらされ感満載で歌ってるだけでダメっていう人もいるだろう。また自作自演至上主義ですかって感じで辟易する部分もあるんだけど、僕にもそんなにピンときてない曲やグループもあるので一般化してどうこう言うつもりはない。とはいえ、未知の物への入り口として結構有効だよなあと思うんだよね。
余談なんだけどBABYMETALについていうと彼女達のパフォーマンスやアートワーク・グッズなどは今までのメタルの様々なミュージシャンのオマージュが盛り込まれてて、その辺を皮切りにメタルに入門してみません?ってことで特集ムック「ヘドバン」っていうのが出ている。Xの再評価やデーモン小暮閣下のインタビューなども盛り込まれて結構面白い。
んでリリスクに話を戻すんだけど、とりあえずこのアルバムはシャッフルせずに通しで聴くのがおすすめ。既発曲ももちろん良くて、特に「リボンをきゅっと」なんかは以前のバージョンよりもリリスクのコンセプトに沿うようにはなっていたし曲冒頭の会話部分がめちゃめちゃかわいくなっていてすごく気に入った。そして白眉なのが「でも」「P.S.」「ひとりぼっちのラビリンス」のメロウパート。「でも」のピアノイントロから一気に引き込まれるんだけど、その締めとなる「ひとりぼっちのラビリンス」はtofubeatsの真骨頂とも言えるメロウなミディアムテンポのナンバー。lost decadeに収録されてた「No.1 feat. G.RINA」を思わす傑作。
とにかく気合いの入ったトラックが勢揃いで聴く価値あり。まあなんとなく思うこととしてBABYMETALもそうなんだけどこういう特定のジャンルに振り切ってやるのであれば、とにかく徹底して作り込むことが成功の秘訣で、今回のリリスクのアルバムはその点で物凄く良いと言える。文句なしのオススメ作。
因みに。ブックレットで歌唱パートが色分けされてて誰が歌っているか分かるようになっていたりするのもニクい。
3月 11 2015
lyrical schoolニューアルバム「SPOT」に見るアイドルラップの可能性
lyrical schoolのニューアルバム「SPOT」が3月10日に発売された。因みに今回はiTunes Store等での配信も開始されている。
前作「date course」は個々の楽曲やアルバムを通してのコンセプトメイキングが素晴らしく調和した大傑作であり、個人的にもラップ/ヒップホップへの抵抗感を和らげ聴く音楽の幅を広げてくれた大事なアルバムである。そして今作もやはりとても良いアルバムだったので、アルバムを聴いて気付いたことや感じたこと、それからあまりアピールされていない良さなんかも含めて書いていきたい。要は僕なりの推薦文です。
長いので先に結論を書いておきます。以下の理由で、今作「SPOT」はお勧めです。
では、これからその3点について解きほぐしていきたい。
●「I.D.O.L.R.A.P」の世界の拡張
アルバムの話をする前に少しだけ昨年に行われたリキッドルームでのライブのDVDについて話をしておきたい。
ライブ自体と、それと同時に進んでいた「PRIDE」での取り組みについてはライブ直後に書いた通り。それを踏まえた上でこのライブDVDを見ると、このライブで表現したかったことはこれまでの「アイドルラップ確立」のための4年間を総括してその次の道を示す、みたいな感じだったんだろう。その辺は前述の文書の通りで、付け加えるならちょうどほぼ全曲やることで2時間ちょいくらいになった、という絶好のタイミングだった、ということだろう(この辺について「全曲ぶっ通しライブはどこかでやっておきたかった」とプロデューサーのキムヤスヒロ氏がインタビューで話している)。
ところでこのライブの本編最後にやってリリスクの第2フェーズを見せた「PRIDE」、確かにかっこいい曲であるしリリスクの表現の幅を広げたと思うんだけど、なんというかもうワンパンチ欲しいというかリリスクらしいエッセンスがほしいなあと思っていた。そこにアルバムリード曲として届けられた「I.D.O.L.R.A.P」はまさにその「欲しかったもう一歩」が付加されている曲だった。
かっこよさとかわいさの両立されているとても良いヒップホップチューンに。ラップの難度は高まっているけどかなり歌いこなしてて彼女達の確実なる上達を感じることができる(その中でもやはりminanのラップの存在感が際立っており、個性的な声の他のメンバーのラップと上手く噛み合っている)。その一方でところどころにはさまれるキュートなフレーズ・歌い回しがアクセントになっていて、「PRIDE」以降さらにグループが先に進んでいることを実感できるで気になっている。そしてインストアライブで「I.D.O.L.R.A.P」に続き披露された「OMG」も同様な感じで冒頭でサイレンや「Make Some Noise!!!」といった男性ボイスが入ったりするなどかなりタイトな感じの音だけど、1番と2番の間の部分が最高にかわいい(動画の1:28~)。
とはいえこういうハーコー(ハードコアヒップホップ)な感じの曲があまり好みでない人も少なからずいると思うけど、心配する必要は全く無い。確かにそういう曲が今回は先行公開されているが、既発・新曲含め様々なタイプの楽曲が収録されているし従来通りの「リリスクらしい」路線の方も強力な曲が揃っている(なので個人的にはもっとそちらの方も推して頂きたいのだけど…)。BABYMETALがメタルの傘の下で広範なサブジャンルを押さえてやっているように、lyrical schoolもヒップホップの傘の下で広範なサブジャンルを押さえてやっている。そして本人達のこれまでの経験がそれを可能にした。TV.Bros誌に掲載されていたインタビューでも「アイドルだし、ヒップホップだし」と自信の程を語っていたけど、どっちかに寄ることなく両立するというのもまた、BABYMETALのようなオンリーワン性に繋がるだろう。
実際のライブ映像を見るとわかるけど女子ラップにつきまといがちな「ゆるふわ」みたいな感じは彼女達の楽曲・パフォーマンスにはもはや存在しない。そこにあるのは輝きと瑞々しさだ。では、拡張のフェーズに入ったアイドルラップ・アルバム「SPOT」とは、どんな作品なのか。というわけで次の話に移る。
●「SPOT」というタイトルと今作のコンセプト・曲のカラー
「SPOT」というタイトル、これは「Spotlight」の「Spot」です。どっかの場所とかそういうのでは無く、辞書的な意味で言うと「出番」みたいなものも含まれている方の「Spot」。公式サイトのアルバム紹介にはこう書かれている。
そう、今回もまた、ひとつのストーリーをアルバムを通じて表現しようとしているし、その取り組みは成功していると言っていい。次はこの辺について細かく掘り下げていきたい。前述の説明にあるように「SPOT」を浴びている前半、そこから降りた後半、という風に分かれるのが今回のアルバムの基本構造、ではあるのだけど、実はスキット「-4years-」「-8 p.m.-」等を境界線として、もう少し細かく分けることが出来る。
1・2でだいたい20分。タワーレコード社長にして所属レーベルT-Palette Recordsの社長でもある嶺脇郁夫氏に「30分くらいのステージならもうどこにも負けないんじゃないか」と言わしめたけど、それがMC挨拶込みと考えると、この前半部分がその30分のショーケースに当たる。この前半部分でリスナーをまずぐいぐい引き込んでいく。特に楽しさ満開のパーティーチューン部分である2はよく知られているリリスクの魅力的な部分が出ているだろう。
そして普通の女の子に戻った彼女達を表現した3だが、ここが本当に素晴らしい。前作「date course」でも「でも」「P.S.」「ひとりぼっちのラビリンス」の3曲が続くメロウなパートがひんやりとした夜のような雰囲気を醸し出していて秀逸だったが、今回もそれに比肩する出来である(個人的には超えたとすら思っている)。1st 「CITY」に収録されている「bye bye」を彷彿とされる、Kenichiro Nishiharaによる美しいトラックに乗せたジャジーヒップホップトラックである「CAR」、イルリメの作曲によるリリスク史上最も静かな楽曲である「月下美人」、そしてリリスクの良きパートナーであるtofubeatsによる渾身のドリーミーヒップホップ(僕が今名付けた)「ゆめであいたいね」。この3曲が織り成す世界もまた夜なのだけど、前作のような冷たく張り詰めた夜ではなく、「ひとりの夜もさみしくない(ゆめであいたいね)」というような暖かさと幸福感に溢れた夜だ。
因みに上の動画のBGMであるtofubeats提供曲「ゆめであいたいね」、逆回転・目覚まし時計などの効果音を拓実に使いながらドリーミーな感じを醸し出してる超かわいい系ナンバーだけど、ライブになると重低音がガンガン効いて普通に踊れるトラックになるのが驚き。振り付けも良いし今作で最高にお勧めしたい楽曲であり、tofubeatsとリリスクの最高傑作と言えるのではないか。
前に「文化系のためのヒップホップ入門」を下敷きに「ヒップホップは日常に密着している」という話を書いたけど、その話に沿っていうのであれば、今回の「ステージ上と、ステージを降りたありのまま」の両面を一つのシナリオに沿って歌うのはまさに「アイドルのヒップホップ」そのものだし、後半楽曲群の幸福感は彼女達の活動が充実していることの反映だろう。そして今作収録の楽曲の過半数(11曲中6曲)のリリックに「lyrical school」の言葉が含まれているのもまた同じことで、2014年の活動を通して、自分たちの活動に胸を張れるようになってることが現れているのではないかと思える。
残りの2曲はおまけ的意味合いが強いように感じたけど、「わらって.net」のアルバムバージョンは冒頭30秒くらいが最高。これは是非聴いて確かめてみてください。因みにアコースティックアレンジです。
●ユニーク過ぎて唯一無二なアイドルとラップのミュータントへ
突然話は変わるが。指原莉乃さんの「逆転力」という本にこんな一節がある。
このあといざ出てみたら評判が良かったので自分も好きになったというオチがつくんだけど、中学生からかなり筋金入りのハロオタだったことで知られる指原さんのこのコメントは、割と標準的なアイドルファンの態度を示しているんじゃないかという気がする。ロックフェスで体感重視の高速四つ打ちディスコビートっぽい物が一世を風靡しているのは僕も散々指摘してきたけど、アイドルでも同様の傾向がみられる。大きくブレイクしているアイドルを見てもアッパーだったりテンションの高い曲が多いし、TIFでもやはりそういう曲を選択する人達が多いのねという感想を抱いた。
もちろんそうでないアイドルはたくさんあるけど、とりわけリリスクはそういうシーンの流れからかなり離れたところにいるように感じる。曲調がヒップホップであるために縦ノリ寄りではない(全くないとは言わないけど)し、(メンバーの名前を呼ぶタイプの)コールやMIXも殆どない。ただ、縦ノリ一辺倒では無いがゆえの間口の広さもあると感じているところではある。先日アップアップガールズ(仮)・アイドルネッサンスとのスリーマンライブでは、縦ノリだけでは実現できない独特のグルーブを作り出し、他の2者に全く負けていない盛り上がりを見せていた。この「SPOT」を聴くと、lyrical schoolによる「アイドルラップ」が、EAST END × YURIやKICK THE KAN CREW以来の「ヒップホップを大衆的なポップミュージックとして受け入れてもらえる存在」になるポテンシャルを持っていると強く感じる事が出来る。リリスクには徹底的に今のコンセプトを追究して欲しい。
そして7月25日(土)にZepp DiverCityでのライブが決定。リーダーayakaは率直に「今の私達では成功は難しい」と素直な心情を吐露しているし、昨年のリキッドルームが結果的には満員になったものの当日券も出ていたことを考えるとわずか8ヶ月で3倍弱の動員は率直に難しい挑戦と言わざるを得ない。何かしら飛躍のジャンプ台として考えていることがあるのかもしれないが、あるのであればそのジャンプ台への助走としてこのアルバムが機能するだろう。それだけのポテンシャルを感じる作品である。この文章を読んだ人は是非「SPOT」を聴いて欲しいし、ライブを見に来て欲しい。幸いにして今週は都内中心でリリースイベントとしてフリーライブが行われているので、お近くの人は是非行ってみて体をゆらしてみて欲しい。(木曜日と土曜日のタワレコ新宿店は20時以降の回があるのでお仕事後等に行けてお勧めです)
By たにみやん • Music, ディスクレビュー • • Tags: lyrical school